海外の学校は日本とどう違う?|オーストラリアの授業で驚いたこと7選
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
現在オーストラリアでワーキングホリデー中ですが、最近「日本語教師アシスタント(ボランティア)」として、現地の学校に参加しています。
実際に海外の学校へ入ってみて、最初に感じたのは、「日本と全然雰囲気が違う…」ということでした。
生徒たちはとにかくよく喋りますし、
分からないことがあればすぐ質問します。
授業中もかなり自由な雰囲気で、
日本の学校とは空気感が大きく違いました。
一方で、ASDやADHDなど特性を持つ子どもたちへの支援や、教育現場が抱える悩みなど、日本と共通する部分も多くあります。
私は以前、日本で福祉の仕事をしていたこともあり、教育や支援の視点から見ても、とても興味深い環境だと感じています。
この記事では、実際にオーストラリアの学校へ入って感じた、「日本との違い」や「驚いたこと」を7つ紹介していきます。
これから留学やワーホリを考えている方や、
海外の教育現場に興味がある方の参考になれば嬉しいです。

結論|海外の学校は「自由さ」と「発信力」が印象的だった
私が海外の学校で印象に残ったのは、
子どもたちの自由さと発信力です。
先生が一方的に授業を行うだけではなく、
子どもたちからも発信する機会も非常に多いように感じました。
自由すぎて授業が思うように進まず、先生が手を焼く場面もありましたが、そういったことも含めてすごく海外っぽいなと思います。
日本人と違い、自分の意見をどんどん発信する子が多いです。
どちらが良いとかではなく、
国の特色が出ていて面白かったですね。
オーストラリアの学校に入ってまず感じたこと
オーストラリアの学校に来てまず驚いたのが、
多種多様なルーツを持つ子どもたちが一緒に学んでいるということです。
オーストラリアは移民国家のため、多様な文化的背景を持つ人々が共生しています。
教育の根幹にも「多文化共生」があり、
それぞれのアイデンティティを尊重する環境が整っているのです。
目や髪、肌の色は様々でも、
子どもたちは気にせず一緒に楽しんでいます。
オーストラリアの授業で驚いたこと7選
①生徒がよく喋る
オーストラリアの生徒は、
授業中もよく喋る子が多いです。
雑談をしていることもありますが、授業に関することもどんどん発言していきます。
授業の中での気づきや疑問点など、
すぐに言葉にしてくれるのです。
一見おとなしそうに見える子も、疑問に思うことはしっかり質問していたので驚きました。
私が学生の時は、静かに授業を聞くことが基本でしたし、自分から発信することが苦手な子が多かったです。
みんなが静かに聞いているので、発言したら自分が悪目立ちしてしまう、みんなと違うのはよくないという意識もあったように思います。
今の日本の学校はどうなっているのか、
詳しいことは分かりません。
ともかく、生徒が進んで発信するのは海外の特徴だと言えるでしょう。
②分からないことをすぐに質問する
先ほどのよく喋るという部分にも繋がってきますが、オーストラリアの生徒は疑問があればすぐに質問します。
今はやめておこう、授業後に聞いてみようといったことが、ほとんどありません。
日本と比べて、発信に対する抵抗感が少ないのだと思います。
自分から進んで発信する、
分からないことはすぐに聞く。
簡単なようで、
意外とできていなかったりします。
子どもたちを見習いたいなと思いました。
③授業中でもかなり自由
オーストラリアの生徒は、
授業中でもかなり自由です。
授業に関する発言だけでなく、
関係のない雑談をしていることもしばしば。
タブレットを自由に使っていたり、
お菓子を食べていたり、
やりたい放題な時もあります。
チュッパチャップスをくわえている子がいた時は、何だか海外ドラマを見ているようで、不覚にもかっこいいと思ってしまいました。
校則や先生それぞれのやり方によって差はあるでしょうが、私が参加したクラスはかなり自由だったように感じます。
子どもたちをまとめていく先生は本当に大変だと痛感しました。
④先生があまり強く怒らない
私が授業を見ている限りでは、先生が子どもを強く𠮟るような場面はありませんでした。
優しく促すようなスタイルで指導を行っており、圧でコントロールするようなことはなかったです。
これについては、日本も今は強く𠮟る先生は少ないかもしれません。
体罰や暴言など、指導の仕方についてより厳しくなってきている時代ですから。
指導方法については様々な意見があるでしょうし、正解といったものはなく、時代の変化とともに常に模索していくべきものだと思います。
現状では、強く𠮟るようなことはせず、
優しく寄り添うようなスタイルが推奨されているように感じます。
⑤ASD・ADHDの子も一緒に学んでいる
オーストラリアでは、国策としてインクルーシブ教育が推進されています。
ASDやADHDなど何かしら特性がある子も、
原則としてすべての子が通常学級で授業を受けるのです。
私は福祉の仕事をしていた背景もあり、
これが最も興味深かったです。
日本では子どもと保護者の意向に基づき、
通常学級か特別支援級かを選択できます。
一方オーストラリアでは、
みんなが同じ学級で学んでいくのです。
日本とオーストラリアの違いが強く出ている部分ですね。
それぞれ良さや難しさがあるので、
どちらの方が良いということはありません。
⑥タブレットによる管理がかなり進んでいる
オーストラリアの学校では、何もかもがタブレットによって管理されていました。
これは日本でも行われていることかもしれませんね。
出席確認、課題の管理、成績など、あらゆる情報をタブレットで管理しています。
先生の端末からは、成績が優秀、問題を抱えている、ASD等の特性を持っているなどの情報も確認できます。
その日が誕生日の子もすぐに分かるようになっており、みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いすることもあります。
授業にもタブレットを用いた学習が多く取り入れられており、時代の変化を感じましたね。
最近は課題をAIに丸投げしてしまうことが問題視されているみたいです。
AIを使用して課題ができたとしても、
能力が身についていないので、
先生たちは頭を抱えていました。
学校に限らずですが、何でもAIに任せてしまうというのも考えものですね。
⑦「発信する力」がとても強い
先ほど生徒がよく喋る、すぐに質問するという話がありましたが、ただ騒がしいということではありません。
「発信する力」がとても強いように感じました。
学校にいる日本人の先生から話を聞いたのですが、オーストラリアの生徒は自分の意見をどんどん主張するそうです。
奥手な日本人とは大きく違うようですね。
もちろん日本人でもどんどん発信する人はいますが、その比率が日本と比べて大きいなと感じます。
日本と海外、どちらが良い悪いではない
大前提として、日本と海外、
どちらが良い悪いとかはありません。
それぞれの良さがあり、
正解はどこにもないのです。
ただ、好みは人それぞれでしょうし、
文化の違いによって様々な特色があるので、
それがとても面白いところです。
こうした違いを知っておくことに、
大きな意味があると考えています。
実際に現場に入って感じたこと
元福祉職としては、ASDやADHDの特性を持った子が、みんな一緒に授業を受けることがいかに難しいか痛感しました。
とあるクラスでは、特性を持つ子が複数人在籍していました。
それに加えて、勉強が苦手な子や落ち着いて授業を受けるのが難しい子もおり、先生一人で全員に対応することの大変さを感じました。
私がアシスタントに加わったところで、
そこまで状況は変わりません。
手のかかる子に先生がつきっきりになると、普通に授業を受けたい子たちがどんどんだらけてしまったり、不満を口にするようになります。
一方で、特性を持っている子もクラスのみんなと仲良くできるのは、インクルーシブ教育の良さだと感じました。
指導者側を増員し、個別の対応を強化すればもっと良くなると思いましたが、そんな簡単な話ではないのでしょうね。
海外に来てみて気がついたのは、
福祉的な課題は共通しているいうことです。
抱えている問題は日本とさほど変わりません。
ただ、私は簡単な英語しかできないので、
社会福祉士としての能力はほとんど発揮できませんでした。
抱えている問題は同じでも、言語の壁一つで自分が無力になってしまうのが、とても悔しいです。
英語の重要性を改めて認識する体験となりました。

ワーホリをもっと充実させたい方へ
私はオーストラリアへワーキングホリデーに行く前に、セブ島で1か月語学留学をしました。
さらに、ワーホリ中もシドニーの語学学校へ1か月通い、英語を学び続けました。
実際に海外で生活して感じたのは、英語力は現地での生活や仕事の充実度を大きく左右するということです。
もちろん、英語が話せなくてもワーホリに行くことはできます。
しかし、英語が少しでも話せるようになっているだけで、仕事の選択肢が広がったり、現地の人とのコミュニケーションを楽しめたりと、ワーホリで得られる経験は大きく変わると感じました。
私自身、セブ島留学やワーホリではスマ留を利用しました。
学校選びや手続きについて相談できたおかげで、初めての海外でも安心して準備を進めることができました。
「ワーホリ前に英語力を身につけたい」
「海外生活に少しでも慣れてから渡航したい」
という方は、語学留学もぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
まずは無料相談で、自分に合ったプランを相談してみるのがおすすめです。
スマ留で無料カウンセリングしてみるまとめ
今回、オーストラリアの学校で日本語授業アシスタントとして参加し、日本との違いを数多く感じました。
特に印象的だったのは、
- 生徒が積極的に発言すること
- 授業の自由度が高いこと
- 先生と生徒の距離感が近いこと
です。
日本の学校と比べるとかなり賑やかですが、
その分、自分の意見を発信する力はとても強いように感じました。
一方で、ASDやADHDなど特性を持つ子どもへの支援や、人間関係の悩みなど、教育現場が抱える問題そのものは、日本と大きく変わらない部分もあります。
どちらの教育スタイルにも良さがあり、
単純に「日本より海外が良い」という話ではありません。
ただ、実際に海外の現場へ入ってみることで、
日本では気づかなかった価値観や考え方に触れることができました。
私自身、福祉職として働いていた経験があるからこそ、教育や支援の在り方について改めて考えさせられる場面も多かったです。
今後も現場で感じたことを、リアルな体験として発信していきたいと思います。
海外の教育現場に興味がある方や、
ワーホリ中に新しい挑戦をしてみたい方の参考になれば嬉しいです。
🌱 海外で挑戦するあなたへ
少しでも参考になれば嬉しいです。
海外生活では、想像以上に「持ち物選び」が重要でした。
実際に海外生活をして分かった必要な物・不要だった物を、体験ベースでまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。

