【ワーホリ帰国後】仕事はどうする?公務員を辞めた僕が考えた次のキャリア
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
ワーホリに行く前は、
「海外で暮らしてみたい」
「今しかできない経験をしてみたい」
という気持ちが大きかった一方で、
「帰国したら、仕事はどうしよう?」
という不安もありました。
実際に私は、4年間働いた公務員を辞めてオーストラリアへワーキングホリデーに行き、約9か月の海外生活を経験しました。そして2026年に日本へ帰国。
帰国した直後は、これまでのように決まった仕事があるわけでもなく、
「これから何をしよう」
「今までの経験をどう活かそう」
「もう一度福祉の仕事に戻るのか、それとも別の道に進むのか」
と、これからのキャリアについて考える時間が増えました。
ワーホリ中は海外生活そのものに夢中になっていましたが、帰国すると、今度は「その経験をこれからどう活かすか」という別の悩みが出てきたのです。
私の場合、最終的には日本語教師を目指して勉強を始め、現在は英会話教室でも働いています。
一見すると、公務員、福祉、ワーホリ、英会話、日本語教師と、バラバラな経歴に見えるかもしれません。
でも、帰国後に改めて振り返ってみると、これまでの経験が無駄になっているわけではなく、それぞれが少しずつ次のキャリアにつながっていると感じています。
この記事では、ワーホリから帰国した私が、福祉職に戻る道や英語を活かす仕事、日本語教師という選択肢をどのように考えたのかを紹介します。
帰国後のキャリアに迷っている方が、自分に合った次の一歩を考えるヒントになれば嬉しいです。
なお、公務員を辞めてワーホリに行った理由や、オーストラリアでの海外生活については、以下の記事で詳しく書いています。

ワーホリ帰国後、仕事はどうする?私も帰国後に悩みました
帰国した直後は、まず「これからどうしよう」と考えた
私の場合、帰国後は次の仕事が決まっておらず、無職の状態でした。
実家でしばらくのんびりもできるのですが、
何となくそれは嫌だなと思いました。
ずっと無職でいるわけにもいかないので、帰国から1週間後にはすでに求人サイトを眺めたり、友人に相談したりしながら、次の仕事のことを考え始めていました。
公務員を辞めて海外に行ったからこそ、簡単には元に戻れなかった
社会福祉士の国家資格があり、これまで福祉職として働いてきた経験もあるため、福祉の仕事であれば比較的見つけやすいのではないかと考えていました。
ところが、帰国後は福祉の仕事に戻ることに、何となく気が進みませんでした。
公務員を辞めてまで海外に挑戦したからこそ、今度は別の仕事にも挑戦してみたいという気持ちがあったのです。
福祉の仕事に戻る選択肢は残しつつも、まずは他の可能性を探ってみることにしました。
帰国後すぐに答えを出す必要はないと思った
自分が仕事で悩んでいる中、同期は着実にキャリアを積み上げている。この事実に焦ることもありました。
ですが、ここで焦って仕事を決めてしまい、後悔してしまうよりも、今こそ慎重に考えるべきだと思ったのです。
すぐに答えを出すのではなく、慎重に選択肢を検討し、時間がかかってもいいので後悔しない選択を目指すことにしました。
私がワーホリ帰国後に考えた3つの選択肢
①これまでの福祉・公務員経験を活かす
児童福祉分野での勤務経験、社会福祉士の資格を持つ私にとって、福祉や公務員の仕事に戻ることは選択肢の一つでした。
福祉の求人は多くありましたし、児童分野以外であっても、社会福祉士の資格を活かせる求人もありました。
また、私が公務員として働いていた自治体では再採用を行っており、もう一度公務員として働くことも考えられました。
②英語や海外経験を活かせる仕事に進む
どうせなら海外経験を活かして働きたいという気持ちもあったので、英語が活きる仕事がないかと探しました。
英語力が要件となっている求人は数多くありましたが、私は英語についての資格を持っているわけではありません。
資格もなく、簡単な英会話ができる程度では、英語を活かして働くことは難しいように感じました。
③日本語教師を目指して新しいキャリアを作る
海外生活の中で、日本のアニメが好きな海外の友人と出会い、日本語を教えることに楽しさを覚えました。
海外で生活しながらも、日本語教師という職業について調べていき、海外でも勉強ができることを知りました。
国家試験や研修などは終えていないので、すぐには難しいとしても、この時点では、将来的な選択肢の一つとして考え始めたところでした。
帰国後、実際に私が選んだのは「日本語教師を目指す」ことでした
日本語教師の勉強を始めた理由
福祉の仕事に戻ることや、英語を活かせる仕事を探すことも考えましたが、すぐに進みたいと思える道は見つかりませんでした。
そんな中で思い出したのが、オーストラリアで日本語を教えることに楽しさを感じた経験です。
まずは素直にやってみたいと思えたこともあり、日本語教師を目指して勉強を始めることにしました。
福祉や公務員については、戻ろうと思えば戻れるという気持ちがあったことも、正直なところです。
また考え方が変わるかもしれませんが、とりあえず決心がついたので、日本語教師の養成講座や国家試験の勉強に取り組んでいます。
現在は英会話教室でも働いています
日本語教師の勉強をしながらも、仕事なし・収入ゼロというわけにはいきません。
そんな時に見つけたのが英会話教室の仕事です。
私が応募した教室では、英語についての資格は問われず、ネイティブの先生と協働で授業を行うスタイルだったので、自分にもできると思いました。
ありがたいことに採用していただき、英語を使う環境で働きながら、子どもへの教え方や授業の進め方について日々学んでいます。
ここでの経験は、日本語教師を目指すうえでも活かせると考えています。

これまでの福祉経験も無駄になっていないと感じる
福祉分野からは離れましたが、公務員時代に培った経験は今も生きています。
子どもや保護者との関わり方、コミュニケーション技術、電話対応、事務作業など、専門的なことから社会人としての基本的なことまで、今まで学んできたことが役に立っています。
こうした経験値は、どんな職場に行っても役に立つものなのだと思いますし、今までのことがちゃんと自分の力になっていることが嬉しく感じました。
ワーホリ帰国後の仕事を考えるとき、私が感じたこと
「ワーホリ経験を活かさなければ」と考えすぎなくてもいい
私も最初は、ワーホリの経験を活かさなければと思い込んでいました。
公務員を辞めてまで海外に挑戦したので、その経験を活かさなければと気負っていたのです。
でも、すぐにそれは違うと気がつきました。そういった思い込みで自分の選択肢が狭まり、本来やりたかったことが見えなくなってきたからです。
経験が活きるかどうかはさておき、まずは焦らず、自分のやりたいことをはっきりさせることが先だったと感じています。
英語だけを仕事にする必要はない
英語を使うという観点だけで仕事を探さなくてもよいのだと思います。
私のように特別優れた英語力や資格がない状態でも、英語が使われる環境で、これまでの経験を活かして自分にできることはありました。
英語関係の仕事でなくても、海外の人との関わりで英語を使う場面が出てくるかもしれません。
私は公務員時代に児童福祉の仕事をしていて、外国籍の保護者との関わりが多く、英語が話せたらと思うことが何度もありました。
英語は思いもよらないところで役立つものだと感じています。
海外で得た経験と、これまでの経験を掛け合わせる
英会話教室で働いていると、これまでの経験が役立つと感じることが多々あります。
例えば小学生の子どもを相手にする時は、
児童福祉の経験が大いに役立ちます。
子どもとの関わりには慣れていたおかげで、上手くクラスをまとめ、英語に興味を向けられていると感じています。
また、ネイティブの先生との関わりでは、
海外での経験が役立っています。
色んな国の先生がいるので、授業の考え方や日々の勤務態度にその人の個性が強く出ます。
海外の様々な考え方や価値観を知らなかった頃の私であれば、なかなか理解ができず、衝突してしまうことがあったかもしれません。
でも、海外経験があったからこそ、それを文化の違いと捉えることができ、大きなストレスもなく過ごせています。
これまでの経験が、新しい職場での理解や対応に役立つと感じています。
焦って決めていたら、苦しんでいたかもしれない
帰国直後の無職の状態だと、どうしても早く仕事を見つけなくてはと焦ってしまいます。
実際、私も焦りはありましたし、英会話教室以外にも応募した求人がありました。
結果的には英会話教室で働けてよかったのですが、焦って他の仕事に決めていたら、苦しんでいたかもしれません。
自分に合わない仕事を選ぶと、再び転職を考えることになるかもしれません。
ワーホリ帰国後に仕事を考えるなら、まずやっておきたいこと
ここまで私の場合を書いてきましたが、帰国後に仕事で迷っている方に向けて、まずやっておくとよいと感じることを4つにまとめます。
① ワーホリ前の仕事で身につけたことを書き出す
まずは、ワーホリ前の仕事で身につけたことを整理してみましょう。
さらに、海外生活や帰国後の仕事で得た経験も振り返ると、次の仕事に活かせる力が見えてきます。
私の場合を整理すると、次のようになります。
| これまでの経験 | 活かせる可能性のある力 |
| 児童福祉の仕事 | 子どもへの対応、保護者とのコミュニケーション |
| 公務員としての勤務 | 電話対応、記録作成、事務処理 |
| オーストラリアでの生活・仕事 | 異なる価値観への対応、慣れない環境で働く経験 |
| 英会話教室での勤務 | 子どもへの指導、ネイティブ講師との協働 |
これはあくまで経験の棚卸しの例です。実際に仕事を探すときは、応募先が求める能力と結びつけて説明することが大切です。
② 海外生活でできるようになったことを書き出す
英語力だけでなく、見知らぬ環境で手続きを進めた経験や、違う価値観の人と協力して働いた経験なども、立派な「できるようになったこと」です。
「英語が話せるようになったか」だけで測ると、自信をなくしやすいので、幅広く拾ってみるのがおすすめです。
③ 「英語+これまでの経験」で考えてみる
①と②を書き出したら、2つを組み合わせて、使える場面がないかを考えます。
英語を使う仕事だけに絞らず、「これまでの仕事の延長で、英語や海外経験が少し役立つ職場」まで広げると、選択肢が増えます。
④ 仮の答えを決めて動いてみる
書き出して整理しても、「これだ」という一つの答えがすぐに出るとは限りません。
私も、日本語教師の勉強と英会話教室の仕事を並行しているように、複数の道を同時に進めながら、少しずつ方向を絞っていきました。
まずは仮の答えを決めて動いてみて、違うと感じたら修正すればよいと思います。
ワーホリ帰国後のキャリアに「正解」はないと思う
ここまで書いてきた通り、ワーホリ帰国後の仕事に、誰にとっても正しい一つの答えがあるわけではないと思っています。
以前の仕事に戻るのも一つの選択
慣れた仕事に戻ることで、安定した収入や安心感を得られます。
海外経験を経て戻るからこそ、以前とは違う視点で働けることもあるはずです。
海外経験を活かして転職するのも一つの選択
英語や海外経験を活かせる仕事に進むのも、
もちろんよい選択です。
私のように新しい資格・仕事を目指す道もある
私は、帰国後に日本語教師という新しい分野を目指し、並行して英会話教室でも働いています。
まだ試験も先で、この先どうなるかは分かりません。
それでも、これまでの経験を土台に、
少しずつ新しい道を作っているところです。
どの道を選んでも、それぞれに得るものと手放すものがあります。
大切なのは、他人の正解ではなく、自分が納得できる選択を探すことだと思います。

まとめ|ワーホリ帰国後、仕事に迷ったからこそ考えられたこと
ワーホリから帰国すると、「これから何の仕事をしよう?」「海外での経験をどう活かそう?」と、次のキャリアについて悩むことがあります。
私自身も、4年間働いた公務員を辞めてオーストラリアへ行き、帰国後に改めて自分の仕事について考えることになりました。
福祉の仕事に戻るのか、英語を活かせる仕事を探すのか、それとも新しい分野に挑戦するのか。
いくつかの選択肢を考えた結果、私は日本語教師を目指して勉強を始め、現在は英会話教室でも働いています。
公務員時代に培った子どもや保護者との関わり方、海外生活で得た価値観、そして英会話教室での経験。振り返ってみると、一見バラバラに見える経験も、今の自分を支える力になっています。
ワーホリ帰国後のキャリアに、誰にとっても正しい一つの答えがあるわけではありません。
以前の仕事に戻るのも、新しい仕事に挑戦するのも、資格の勉強をしながら少しずつ方向性を探るのも、一つの選択です。
大切なのは、海外経験を必ず仕事に直結させようとするのではなく、これまでの経験も含めて振り返り、自分がこれからどう働きたいのかを考えることだと思います。
私自身も、まだキャリアの途中です。これから日本語教師として働くのか、英語教育や福祉の経験をどう組み合わせていくのか、答えはまだ出ていません。
それでも、これまでの経験を振り返りながら、一歩ずつ次の道を探しています。
ワーホリから帰国した後、仕事や将来について迷っている方も、焦ってすぐに答えを出す必要はありません。
海外で得た経験も、これまで積み重ねてきた経験も、これからの選択次第で新しい形につながっていくはずです。

