【HSP×海外】職場のノリが合わない…ワーホリで感じた仕事観の違いと対処法
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
私は現在、オーストラリアでワーキングホリデー生活を送っています。
海外の職場で働いていると、
文化や価値観の違いに驚くことがあります。
特に「仕事の進め方」や「職場の雰囲気」は、
日本とは大きく異なる場合も少なくありません。
私がオーストラリアのホテルで働いていたある日、ベルギー人の同僚たちと三人でハウスキーピングの仕事をすることになりました。
彼らはとても明るく、フレンドリーで、
人としては本当に良い人たちです。
普段は仲も良く、会話も楽しく、
関係性に問題はありません。
しかしその日は、いつも以上にテンションが高く、雑談やふざけ合いが止まりませんでした。
音楽は大音量、会話はほとんどフランス語。
さらに途中からもう一人同僚が加わり、
職場は完全に“パーティーのような雰囲気”になってしまいました。
結果として、仕事のスピードもクオリティも下がり、私は強いストレスを感じてしまいました。
不思議なのは、彼らのことが嫌いなわけではないという点です。
むしろ人としては好きな部類です。
それなのに、一緒に働くとひどく疲れてしまう。
「自分が神経質すぎるのだろうか」
「日本人が真面目すぎるだけ?」
「これが海外では普通なの?」
そんなことを考えながら、イライラしてしまう自分にも嫌気が差していました。
この記事では、HSP気質を持つ私が海外の職場で感じた「仕事観の違いによるしんどさ」と、その向き合い方についてお話しします。
「海外の職場が合わない」
「同僚のノリについていけない」
このように感じている方にも参考になる内容です。
同じように海外で働いていて、人間関係や職場の雰囲気に疲れている方の参考になれば幸いです。
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海外の職場で感じた強烈な違和感
私はオーストラリアのホテルで、
ハウスキーピングの仕事をしています。
ある日、私はベルギー人の同僚二人と一緒に働くことになりました。
三人で客室の清掃を行っていきます。
私の職場のベルギー人は、
みんなフランス語が母語です。
私と話す時は英語を使ってくれますが、
基本的にはフランス語で話しています。
私にはフランス語の会話は理解できません。
フランス語で会話すること自体は別に構わないのですが、私が違和感を覚えたのは仕事に対する姿勢です。
その日は同僚2人のテンションがやけに高く、
音楽は爆音、雑談も止まりませんでした。
意識が仕事に向いていないので、
いつもと比べ仕事のクオリティは明らかに落ち、
私が修正しなければいけないことも多かったです。
仕事中にスマホを見てリラックスしたり、
電話をしたり、音楽をかけたり。
私が海外に来た時は、日本とは違うそのゆるい雰囲気がとても魅力的に思えました。
ところが、実際自分が海外で働いてみると、
その仕事に対するゆるい姿勢が、
私を苦しめることを知ったのです。
心の中がモヤモヤし、
イライラも募っていきました。
仕事のスピードも質も下がっていった
既にモヤモヤしていたところに、ヘルプとしてもう一人ベルギー人の同僚が加わりました。
これでチームのメンバーは四人になりました。
普通は人が増えれば、仕事も早く進むものです。
ところが、そうはいきませんでした。
新たな仲間が加わったことで、
みんなの雑談はさらに加速し、
ふざける場面が増えてしまったのです。
結果的に、人が増えたのにスピードは落ちてしまいました。
当然クオリティが上がったわけでもありません。
大音量音楽、止まらない雑談やふざけ合い。
まるでパーティーのようでした。
ハウスキーピングの仕事は、
スピードを求められます。
お客様のチェックインまでに、
全ての客室掃除を終える必要があるのです。
にも関わらず、
このような状況になってしまいました。
仕事のスピードとクオリティの低下、
自分の負荷の増加、上司からの指摘、
お客様からのクレームなど、
色々なことが気になってしまいます。
これは私がHSPだからかもしれません。
色んなことに気がつくので、
不安になってしまうのです。
その日は決して仕事量が多い日ではありませんでした。
ですが、イライラや不安、
モヤモヤとした気持ちで、
いつもよりひどく疲れてしまいました。
嫌いではないのに一緒に働くと消耗する
正直、今回のような雰囲気での仕事は、
私には合いません。
ですが、ベルギー人の同僚たちが嫌いかというと、そうではありません。
むしろ、人としてはみんな大好きな人達です。
みんなフレンドリーで明るく、人見知りで英語が苦手な私とも楽しく接してくれます。
普段から仲が良く、会話も楽しむことができ、
関係性に問題はありません。
でも、仕事の時間だけは、
彼らと合わないなと感じてしまうのです。
一緒に働くことで消耗してしまいます。
みんなが私に嫌がらせをしようとしているわけではありません。
彼らの中では当たり前のことなのでしょう。
だからこそ、みんなのことが好きなのにイライラしたり、消耗したりする自分が嫌になります。
むしろ人として嫌いな相手であった方が、
距離を取ったり、淡々と注意したりなどの対応が取れたかもしれません。
好きな人たちだからこそ、
自己嫌悪に陥ってしまうのだと思います。
HSPにとって「刺激が多すぎる職場」
今回のような状況は、
HSPにとって刺激が多い環境と言えます。
本来のハウスキーピングであれば、
淡々と一人で作業する時間も多く、
程よく人と接する機会があるといった感じで、
HSPにも向いていると思います。
ところが、同僚たちが騒ぎ出してしまうと、
話は変わります。
敏感で繊細なHSPは、
色んなことが気になって仕方ありません。
音楽の音量大きいな、
この曲全く知らないな、
仕事雑だな、スピードも落ちてるな、
みんな雑談ばっかりだな、
上司に怒られるかもしれないな、
クレームはいらないかな。
こういったことが、
同時並行で頭の中を駆け巡ります。
HSPは一つ一つの情報を深く処理するので、
こういった環境ではかなり消耗してしまいます。
これはハウスキーピングの仕事が合わないということではありません。
どんな職種でも、こういった環境が生まれてしまえば、きっとHSPはひどく疲弊してしまうでしょう。
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日本人が真面目すぎるのか、国民性の違いか
これは私の個人的な意見ですが、
今回のことは国民性の違いによるものかと思います。
国によって、仕事観が違うように感じたのです。
ベルギー人の比率が高めですが、
私の職場では様々な国の人が働いています。
日本人やアジアの国の人達は、
かなり真面目なように思います。
時間は厳守、仕事に集中、
スピードもクオリティも高い人が多いです。
一方で、ベルギーやフランスなどのヨーロッパの人は、日本人の私からするとかなりゆるい印象です。
時間にルーズ、仕事中に雑談やスマホを触る時間が多い、のんびりと仕事をするといった人が多いです。
海外の文化や価値観など、
私は全く詳しくないのですが、
それでもこれらのことを感じ取りました。
そんなものは人によると言われてしまえばそれまでなのですが、明らかな国による違いを感じたのです。
その人の国の文化や価値観、育ってきた環境などが関係しているのでしょう。
これは正解不正解がある問題ではありません。
ワーホリに挑戦し、こうした違いを実際に体験できたことは、私にとって貴重な経験です。
私が取った対処法
私が取った対処法は、
考え方を変化させることです。
先述のとおり、私は今回のことを国民性の違いによるものだと考えました。
それが正しいのかどうかは分かりませんが、
私自身は納得することができたのです。
自分で納得できることが大切だと思います。
私の働き方が当たり前、
それをしない周りが悪い、
みんな私のように働くべき。
このように考えていたのが間違いだったのです。
ベルギー人の同僚たちを私のように働かせる必要はありませんし、私が周りに合わせてゆるく働く必要もありません。
時間内に仕事を完了できている、最低限の必要なクオリティを保てているのであれば、それぞれのやり方を尊重する方が良いと思ったのです。
時間内に終わらなさそう、あまりにも仕事が雑と感じた時だけ、同僚に声掛けをして改善を促すことにしました。
関係が悪いわけではないので、
私が注意してもギスギスしたりはしません。
これ以上のことを求めるのであれば、
上司から指導を行ってもらうべきでしょう。
この考え方が正しいとは限りませんが、
私自身が納得できているので、
心は確実にラクになったと実感しています。
海外では「合わない人がいて普通」
ワーホリで様々な国の人と関わることで、
様々な文化や価値観に触れることができます。
今まで当たり前と思っていたことが、そうではなかったのだと知るきっかけになりました。
そこに違いはあっても、正解はありません。
自分に合わない人と出会うこともありますが、
それも普通のことです。
新しい文化や価値観を受け入れられない自分を、責める必要はありません。
新しいものに触れることで、
自分はどんな考え方や価値観を持っているのか改めて知ることができます。
海外に来て、このような経験ができて、
本当に良かったなと思いました。
👉「関連記事:HSPはワーホリに向いてる?実際に来て感じたメリット・デメリット」

まとめ
海外の職場では、日本とは異なる価値観や仕事観に戸惑うことが少なくありません。
特にHSPの人にとっては、騒がしさやテンションの高さ、注意が分散する環境そのものが大きな負担になることもあります。
今回のように、人としては好きでも、
一緒に働くと消耗してしまうケースは決して珍しいことではありません。
大切なのは、自分を責めすぎないことです。
「合わない」と感じるのは、性格の問題ではなく相性の問題である場合も多いからです。
海外では、さまざまな文化や価値観を持つ人が同じ職場で働いています。
全員と完全に合うことの方がむしろ難しいでしょう。
無理に合わせ続けるのではなく、
距離の取り方や考え方を工夫することで、
消耗を減らすことは可能です。
もし今、職場の雰囲気や同僚との関係に疲れているなら、まずは「自分が弱いからではない」と知ってください。
あなたの感じているしんどさには、
ちゃんと理由があります。
海外生活を続けていくためにも、
自分を守ることを最優先にしていきましょう。
🌱 繊細さを抱えるあなたへ
少しでも参考になったと感じてもらえたら嬉しいです。
👉「関連記事:HSPが海外ホテルで働いて気づいた、心が折れやすい瞬間と対処法」

