【HSP】本当は疲れているのに「まだ大丈夫」と言ってしまう理由
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
「大丈夫?」と聞かれて、本当は少し疲れているのに、反射的に「まだ大丈夫です」と答えてしまう。
そんな経験、ありませんか。
そのときの自分は、嘘をついているつもりはありません。
実際、その場ではまだ動けるし、やろうと思えば、もう少し頑張れてしまう。
けれど、あとからふと、「本当は、あれ以上無理したくなかったな」そんな気持ちが湧いてくる。
私はHSP気質で、これまで何度も「まだ大丈夫」と言いながら、気づいたら限界を超えていた、という経験をしてきました。
今回は、本当は疲れているのに「まだ大丈夫」と言ってしまう理由について、HSPの視点から、自分自身の感覚を整理するように書いてみようと思います。
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そのときは、本当に「大丈夫」だと思っている
HSPの私が「大丈夫」と言う時は、嘘をついているわけではなく、本当にまだ大丈夫だと思っています。
疲れが溜まっていたとしても、やるとなったらスイッチが入り、その場では動けてしまうことがほとんどです。
自分だけ休むのは申し訳ない、これくらいで疲れたというのは甘えだという思考に陥りやすく、とりあえず動こうとしてしまいます。
意外に動けてしまうので、本当は疲れていても気がつきにくいのです。
HSPが疲れを後回しにしてしまう理由
空気を読む
HSPは空気を読むことに長けています。それ故に、空気を壊さないような言動を取ってしまいがちです。
今この場面では大丈夫だと言うべきだ、もう無理だと言えば周りから悪く思われてしまう、空気を壊したくないなど、様々な思考が駆け巡ります。
空気を読みすぎるがあまり、気がつかないうちに疲れが溜まってしまうのです。
周囲を優先する
HSPは周囲のことにもよく気がつき、ついつい自分よりも他人のことを優先してしまいます。
先述した空気を読むということだけでなく、他人から感謝されることもHSPの私にとっては重要なポイントです。
他人から感謝されると嬉しいですよね。HSPの感受性も相まって、私は感謝されることでとても温かい気持ちになります。
HSPは他人の気持ちを読み取ることにも長けているので、相手が何を求めているのか理解できます。
その結果、周囲のために動いてしまい自分のことは後回し。疲れに気がつかないまま無理をしてしまうこともあります。
責任感と完璧主義
HSPは責任感が強く、完璧主義の人も多いです。
周囲を優先することが多いからといって、自分のことをないがしろにはしません。
たとえ疲れが溜まっていたとしても、自分のことは責任を持ってやり遂げようとします。
体が限界を迎えていても、つい無理をして頑張りすぎてしまうんです。
限界は、あとから静かにやってくる
その場では動けていても、疲れがなくなったわけではありません。
私の場合は、家に帰ってから一気に疲れがやってきます。
疲労感だけならまだいいのですが、頭痛や吐き気など、体調不良を引き起こすこともありました。
こうなってから、初めて疲れが溜まっていたことに気がつきます。
本当にひどい時は、家に帰る前から体がサインを出すこともあります。私は急に鼻血が出てしまうことが何度かありました。
あの時大丈夫と言うべきではなかったのか、こうなる前に早めに休めばよかったと、後から考え込むことが多いです。
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「まだ大丈夫」は、生き延びるための言葉だった
「まだ大丈夫」という言葉は、自分を守るためにも必要なものだったと私は思います。
体調不良になるまで無理をすることは、決して良いことではありません。
ですが、「まだ大丈夫」という言葉は、自分がその場に適応しようとした結果です。
必要以上に自分を責める必要もないのかなとも思います。
最近、少しだけ変わってきたこと
ここ最近は、以前よりも疲れに気づきやすくなったように感じます。
今までは気づかないうちに疲れが溜まってしまい、限界を迎えていたことが多かったです。
そういった経験を繰り返したためか、今では疲れに気がつき、限界を迎える前に立ち止まることができるようになってきました。
私は今でも「大丈夫」という言葉を使っています。
周囲を優先して動いたり、ついつい無理をしすぎることもあります。
でも、無理にこういったことを止めなくてもいいかと考えるようになったのです。
自分が疲れに気づけた時には、ちゃんと立ち止まってあげる。
それだけちゃんと意識していれば、無理して自分のスタイルを変える必要はないと思うのです。
まとめ
本当は疲れているのに、「まだ大丈夫」と言ってしまう。
それは、怠けているからでも、自分に嘘をついているからでもなく、HSPなりの生き延び方だったのだと思います。
その場の空気を壊さないために。周りに迷惑をかけないために。期待に応えようとする中で、自然と身につけてきた反応でした。
だから、言ってしまった自分を、責めなくていい。
ただ、もし今、「もしかして疲れているかも」と気づけたなら、それだけで十分な変化です。
無理を完全にやめられなくてもいい。毎回うまく断れなくてもいい。
せめて、疲れている自分に気づいてあげること。少しだけ早く、立ち止まろうとすること。
それは、これからの自分を守るための、小さくて大切な一歩だと思っています。
🌱同じように、「まだ大丈夫」と言い続けてきたあなたへ。
この記事が、自分を責めすぎないための、ひとつのヒントになれば嬉しいです。
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