【HSP×海外】雑な仕事にイライラする自分は、心が狭いのか
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
現在、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在し、ホテルでハウスキーピングの仕事をしています。
海外のホテルで働き始めて、
いつの間にか自分は「新人」ではなくなっていました。
仕事の流れも分かるようになり、
後から入ってきた人に教える立場になることも増えています。
そんな中で、
最近どうしても気になってしまうことがありました。
一緒に働く同僚の仕事が、
とにかく早いけど、かなり雑なのです。
何度も指摘しましたが、
返ってきたのは
「上司に言われたら直せば大丈夫」という言葉。
その姿勢に、
正直イライラしてしまう自分がいました。
そして同時に、
こんなことを思ってしまったのです。
「こんなことで腹を立てる自分の心が狭いのだろうか?」
HSP気質の私は、
細かいところが気になりやすく、
周りの負担や空気も敏感に感じ取ってしまいます。
この記事では、
雑な仕事にモヤモヤしながらも、
自分の感情と向き合い、
最終的に気づいたことについて書いてみようと思います。
👉「関連記事:ホテルで働いて2ヶ月と3週間、最初と比べて変わったこと」

ベテラン側になって見えてきた、職場の違和感
私がホテルでハウスキーピングの仕事を始めて、約3ヶ月が経過しました。ワーホリで働きに来る人が多く、入れ替わりが激しいので、今ではすっかり自分がベテラン側です。
自分が教える立場になり、周りを引っ張っていくような場面もあります。この立場になったからこそ、同僚の仕事ぶりに違和感を覚えるようになりました。
仕事は早いけど、正直かなり雑な同僚
最近、ベルギーから来た19歳の男の子と一緒に仕事をすることが増えてきました。この子の仕事ぶりには問題があります。
スピード重視で雑な掃除、アメニティの補充忘れ(わざとでは…?と感じてしまう場面もあり)、自己中心的な言動など、とにかく悪い部分が目立ちます。当然毎回のように私から指摘するのですが、上司に言われた時に直せば大丈夫だという精神で、改善が見られません。
汚れた便器、指紋のついた鏡、補充されていないお茶やコーヒーなど、見る度にため息が出そうになります。
ハウスキーピングはスピード感を求められる仕事ですが、それは仕事の質を保っている前提です。雑に仕事をされてしまうと、私が指摘したり、直したりする必要が出てきます。
真面目に仕事に取り組んだ結果そうなったのであれば、特に私も気にしませんし教えてあげなければという気持ちになります。ですが、指摘しても改善しようとする様子が見られず、毎日のように同じことをされると、さすがにこちらも疲れてイライラしてきます。
イライラする自分に向いてしまった矢印
HSPの気質もあってか、イライラは余計に大きかったです。雑に取り組んでいる様子や仕事を忘れていることなど、HSPは些細なことに嫌でも気がついてしまいます。
そのうえ完璧主義のような気質を持ち合わせているので、他人であっても雑な仕事ぶりが許せず、イライラして疲れてしまうのです。
さらには、「こんな自分はひょっとして心が狭いのでは?」という自己否定の思考に陥ってしまいます。実際は大した問題ではなく、自分が気にし過ぎているだけ。こんなことでイライラしている自分が悪いとすら思えてきてしまいます。
実は、同じ気持ちを抱えていた人たち
自己否定の思考に陥ることもありましたが、実際には私以外にも同じことを思っている人はいました。問題のある子と一緒に働いた同僚たちが、あの子の仕事ぶりはヤバいと話していたのです。
自分だけではなかったのだと安心感が生まれましたね。周りとのコミュニケーションの重要性を再認識できましたし、自分の仕事に自信を持とうと思えるようになりました。
とはいえ、根本的にその子の問題は解決していません。毎日一緒に仕事をする人は変わるのですが、みんなその子と一緒にならないように祈っていましたね。
上司は、ちゃんと見ていた
雑な仕事ぶりを続けていれば、当然上司も気がつきます。チームで仕事をしているので、みんなまとめて上司から指導を受けます。最近は本当にこういった機会が多いですね。上司も何回同じ事を言わせるんだと呆れていると思います。
問題のある当の本人は、正直あまり気にしていないような態度でした。とはいえ、上司に直接指導されればとりあえず改善はされます。ですが長く持ちません。定期的に指導は必要ですね。
ちゃんとやっている人まで毎回指導を受けるのはどうなのかと思っていましたが、上司はちゃんとみんなを見ていました。ちゃんとできている人には個々に仕事ぶりを褒めていたのです。
頑張りはちゃんと伝わっていたと分かり、これからも仕事を頑張ろうというモチベーションにも繋がりましたね。やはり誰かから褒めてもらうというのは、何歳になっても嬉しいものです。
海外でも日本でも、変わらなかったこと
仕事で困ったことがあった時、1人で抱え込む必要はありません。これは日本でも海外でも一緒ですね。困ったら周りを頼っていい。というか、頼るべきです。
私は日本で福祉職として働いていた時、精神的に追い詰められてしまったことがありました。そんな時、思い切って周りを頼ったことで、職場環境が改善され仕事を続けることができたのです。
働き方の本質は国を超えて同じですね。1人で抱え込まず、気の許せる同僚に話すだけでも心の余裕が全く違います。今後どんな仕事をするにあたっても、今回の学びは大いに活かすことができそうです。
👉「関連記事:海外に来ても「生きづらさ」は消えなかった話」

まとめ
仕事が雑な人にイライラする自分を、
ずっと「心が狭いのかもしれない」と責めていました。
けれど振り返ってみると、
それは単なる性格の問題ではなく、
責任感や周囲への配慮から生まれた感情だったのだと思います。
実際、
同じ職場の他の人たちも、
同じような違和感を抱えていました。
そして何より、
上司はその空気をちゃんと察し、
仕事のやり方を見直す動きをしてくれていました。
自分が全部抱え込まなくてもよかった。
頑張りは、ちゃんと見ている人がいる。
この気づきは、
海外で働いている今だからこそ、
より強く実感できたのかもしれません。
日本でも、海外でも、
「困ったときは周りに助けを求めていい」ということは同じ。
HSP気質で、
つい我慢してしまう人ほど、
自分を責めすぎなくていいのだと思います。
雑な仕事にイライラした自分は、
心が狭かったわけではありません。
それは、
ちゃんと仕事と向き合っていた証だったのだと、
今はそう思っています。
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