【HSP×海外】誠実な人が泣いて、適当な人が去っていった日
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
私は現在、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在し、ホテルでハウスキーピングの仕事をしています。
少し前に、
同僚が仕事の遅さを注意され、途中で退勤させられた出来事について書きました。
その場に居合わせただけなのに、胸が苦しくなってしまった話です。
👉「関連記事:自分が怒られていないのに、胸が苦しくなった日」

そして今日、
同じ職場で、また別の出来事がありました。
以前、注意されていたベルギー人の同僚が仕事を辞めることになり、
今日が最終勤務日だったそうです。
私は別のチームだったのですが、後から話を聞いて、何とも言えない気持ちになりました。
最終日にもかかわらず、
その人はほとんど仕事をせずに過ごしていたこと。
ベテランの同僚が何度か声をかけたものの改善されず、
結果的に余分な仕事を引き受け、泣いていたこと。
私はその場にいなかったのに、
悲しさ、怒り、そして理由の分からない落ち込みが、じわじわと押し寄せてきました。
この記事では、
「誠実な人が泣いて、適当な人が去っていった日」に感じたことと、
HSPとして、なぜここまで心が揺れてしまったのかを、
正直な言葉で書いていこうと思います。
その日、職場で起きたこと
その日は、以前仕事の遅さを注意されていたベルギー人の最終勤務日でした。私は別チームだったので実際に目にしたわけではないですが、その子の勤務態度が非常に悪かったとのこと。
ほとんど仕事をせず突っ立っており、ベテランの同僚が声掛けをしても改善はされなかったようです。結果的に誠実な同僚が余計な仕事を抱えることになり、泣いてしまう事態に発展してしまいました。
なぜ、こんなにも心が揺れたのか
HSPの私は、話を聞いただけで心が大きく揺れました。「最後だからどうでもいい」という姿勢に対する憤り、真面目に働く人が報われない悲しみなど、何とも言えない複雑な感情が込み上げてきたのです。
やはりHSPは自分に関係のない出来事でも、自分ごとのように受け取ってしまいます。一番感情が揺れているのは当人たちだとは思うのですが、私まで同じ出来事を体験したかのように影響を受けていました。
今回の件については、HSPの持つ正義感・責任感が刺激されたのだと思います。さらには泣いてしまった同僚の気持ちを想像し、深く共感してしまうことで、自分までひどく落ち込み傷ついてしまいました。
頑張る人が損をするような瞬間に強く反応してしまうのは、HSPの特徴ではないでしょうか。
HSP的に一番しんどかったポイント
HSPの私が最もしんどいと思ったのは、感情の向ける先がないことです。気分が落ち込み、怒りや悲しみなどが湧いてくるわけですが、その場にいなかった私は言ってしまえば部外者です。にも関わらず、まるで自分のことのように感情は揺れ動きます。
感情の整理が上手くできず、行き場のない感情が私の中で溢れていました。誰かに話を聞いてもらうことは有効な対処法の一つではあるのですが、あいにく私が生活しているのはオーストラリアです。
私の英語のレベルは正直低いです。HSPの複雑な感情を、ましてや英語で言語化することは不可能に近いですね。
一人時間を確保しリラックスして過ごす、自然に触れる、サウナに行くなど、私がよくしているセルフケアを実践することで心を回復させました。
海外でも、日本でも、こういう場面は起きる
頑張る人が損をするような構図は、国を問わずよくあることです。不誠実な人が自分勝手な行動を起こし、誠実な人が苦しい思いをしてしまいます。
HSPはこういったことを体験したり、耳にしたりすることで感情が強く揺さぶられるのです。真面目な方が被害に遭うようなニュースを聞くだけでもひどく落ち込みますからね。
HSPの気質を変えることは難しいです。無理に自分を変えようとする必要はありません。自分はこういう場面に弱いことを知っておくだけでも、多少は心がラクになると思いますよ。
むしろ、感情が揺れ動くほど物事に向き合っている証拠とも考えられます。苦しいことも多いですが、誠実さは失わないように、これからもHSPと向き合って生きていきます。
まとめ
誠実に働いていた人が泣いて、
最後だからと投げやりだった人が、何事もなかったように去っていく。
そんな話を聞いただけなのに、
私の心は、静かに、でも確かに傷ついていました。
自分が直接怒られたわけでも、
被害を受けたわけでもありません。
それでも、
「ちゃんとやっている人が報われない場面」を見聞きすることは、
HSPにとって、とても大きな負担になります。
以前の私は、
「関係ないのに落ち込む自分は弱い」と思っていました。
でも今は、少し違います。
それは、
誠実さを大切にしているからこそ、
誰かの雑さや無責任さに、心が反応してしまうのだと気づいたからです。
海外に来ても、
職場が変わっても、
HSPの感じ方は変わりません。
だからこそ、
無理に鈍感になろうとせず、
「自分はこういう場面に弱い」と知っておくことが、
自分を守る一歩になるのだと思います。
もし今、
誰かの不誠実さや理不尽さに心を削られている人がいたら、
それはあなたが弱いからではありません。
それだけ、
ちゃんと人や仕事に向き合っている証拠です。
誠実な人が、ちゃんと報われる場所は、きっとある。
私はそう信じながら、今日も働いています。
🌱 繊細さを抱えるあなたへ
少しでも「自分だけじゃなかった」と感じてもらえたら嬉しいです。
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