【HSP×福祉職】疲れすぎないための3つの工夫

HSP福祉職が疲れやすい理由と工夫の大切さ
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
福祉の仕事は、人と人との関わりが中心です。やりがいが大きい一方で、心も体もすぐに疲れてしまうのも事実。特にHSPの私にとって、現場は刺激が多く、日々の疲れが溜まりやすい環境でした。
だからこそ、日常にちょっとした工夫を取り入れることが大切です。私は「疲れすぎない工夫」を意識することで、無理せず働けるようになりました。
今回は私が効果を実感した、HSP福祉職が疲れすぎないための3つの工夫をご紹介します。
HSPが福祉の仕事で疲れやすいのはなぜ?
福祉の現場は、人と密に関わる機会が多く、刺激やストレスが絶えません。
HSPは人の気持ちを敏感に察知し、相手の感情に影響を受けやすい特徴があります。そのため、コミュニケーションや人間関係から大きな疲労を感じやすいのです。
また、強い責任感や深い共感性を持つあまり、自分を後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか。
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工夫① HSP福祉職でも小休止を意識して働く
当たり前に聞こえるかもしれませんが、小休止をとることはとても重要です。
福祉の現場は忙しさのあまり、休憩を後回しにしてしまうことが多々あります。しかし、休むことも仕事の一部です。私はどんなに忙しくても、同僚と話し合いながら、少しでも休憩時間を確保するように心がけていました。
私の場合は、車の中で仮眠したり読書したりすることでリフレッシュしていました。HSPにとって「自分だけの空間」を確保できるのは特に大切です。もし職場で難しければ、散歩や外食など、仕事から距離を取れる過ごし方をおすすめします。
工夫② 感情を抱え込みすぎない働き方
HSPは相手の感情をそのまま受け止めやすい性質があります。
私も施設で特性の強い子どもを対応していたとき、納得のいくサポートができず、その子が泣き叫んで暴れたことがありました。出来事は収束したものの、しばらく頭から離れず、他の仕事に集中できなかったのを覚えています。
そのとき、先輩や同期が話を聞いてくれたことで、心が軽くなりました。
誰かに話すこと・吐き出すことは、それだけで大きな支えになります。
相手がいなければメモに書き出すだけでもOK。一人で抱え込むより、外に出すことで驚くほど楽になれます。
工夫③ HSPが安心して働くための習慣づくり
最後に大切なのは、安心できる習慣を持つことです。
以前の私は、帰宅後にスマホをだらだら触るだけで「休んでいる」と思っていました。しかし実際はあまりリフレッシュできていませんでした。
そこでサウナや散歩を習慣に取り入れるようにしたところ、初めて「心から休めている」と感じることができたのです。
習慣は人それぞれです。アロマ、読書、スポーツ、コーヒーを楽しむ…どんなものでも構いません。特におすすめはデジタルデトックスにつながる習慣。HSPにとって、スマホから流れる大量の情報は休息の妨げになりやすいからです。
まとめ:HSP福祉職が疲れすぎないためにできること
HSPは心も体も疲れやすい気質を持っています。ですが、それは弱さではなく、工夫次第で十分にコントロールできるものです。
今回ご紹介した工夫は次の3つ。
- 小休止を意識する
- 感情を抱え込みすぎない
- 安心できる習慣を持つ
気になったものから、ぜひ試してみてください。
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少しでも「ラクになれた」と感じてもらえたら嬉しいです。
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