このブログの著者について
HSP・繊細さん

【HSP×海外】自分が怒られていないのに、胸が苦しくなった日

takusan1216

こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
私は現在、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在し、ホテルでハウスキーピングの仕事をしています。

先日、職場でこんな出来事がありました。
同僚が仕事の遅さや私語を注意され、その日は途中で退勤させられたのです。

私は、その場で何も注意されていません。
仕事もいつも通りこなしていました。
それなのに、胸のあたりがキュッと苦しくなり、
まるで自分が怒られて、退勤させられたかのような気持ちになりました。

「どうして自分がこんなにしんどくなるんだろう」
「関係ないはずなのに、なぜこんなに動揺するんだろう」

海外に来ても、職場が変わっても、
HSPとしてのこの感覚は、なくなりませんでした。

この記事では、
自分が怒られていないのに胸が苦しくなったあの日の出来事と、
HSPとして働く中で感じた“言葉にしづらいしんどさ”について、
正直に書いていこうと思います。

👉  「関連記事:ホテルで働くハウスキーパーの一日と感じたこと」

あわせて読みたい
【HSP×海外】ホテルで働くハウスキーパーの一日と感じたこと
【HSP×海外】ホテルで働くハウスキーパーの一日と感じたこと

その日の職場で起きたこと

私がホテルでハウスキーピングの仕事を始めて二ヶ月が経過した頃、若いベルギーの子たちが新しく入ってきました。

ある日、私はいつものように仕事をしていると、急に上司から呼び出しがかかりました。何か悪いでもしたかなと焦りましたが、そうではありませんでした。別のチームのヘルプに行ってほしいと言われたのです。

その日は人が足りている日だったので、不思議に思いながら別チームに合流しました。すると、そのチームにいたはずのベルギーの男の子二人がいなかったのです。

何かやらかしたのかなと、なぜか自分までドキドキしながらその日は仕事を終えました。後ほど同僚に話を聞いたところ、どうやら仕事が遅すぎて帰らされたようでした。

私の職場にはたくさんフランスやベルギーの人がいますが、お喋り好きでのんびりしている人が多い印象です。国民性なのかなとも思います。

きっと、現場としては相当困っていたのでしょう。仕事の進め方が合っていなかったのかもしれません。

ハウスキーピングはスピードを求められる仕事ですが、実際に仕事の遅い人が帰らされていたことには衝撃を受けましたね。

自分が怒られていないのに、なぜこんなに苦しいのか

今回の件について、私は特に何も問題を起こしていません。にも関わらず、胸が締めつけられるような苦しい思いをしました。

HSP特有の、自分に言われているかのように感じてしまう感覚が生じていたのです。相手の感情を読み取ることに長けているだけでなく、その感情を自分ごとのように感じてしまいます。

注意をする上司、退勤していくベルギーの男の子たち、ベルギーの子と一緒のチームだった同僚。きっとそれぞれ思うところがあったでしょう。

HSPの私は、みんなの感情を何となく感じ取り、自分のことではないのにひどく苦しみ落ち込んでしまったのです。

HSP的にしんどかったポイント

職場の空気が一瞬で張りつめたこと

私が上司に呼ばれたときには、いつもの穏やかな雰囲気はなかったです。誰も多くは語りませんでしたが、みんなどこかに不満を抱えたような表情をしていました。

ピリついた空気に体が反応し、体がこわばったことを覚えています。職場に緊張感が走り、早く仕事を終わらせなければと焦っていましたね。

誰かが強く注意されている場に“同席していること”

これは日本でもよくありましたね。HSPにとって、誰かが注意されている場に同席することは非常に苦痛です。

先述した通り、自分ごとのように感じてしまうため、同席しているだけでもどんどん心が削られていきます。

感情を「自分のものじゃない」と切り離せないこと

「これは自分の問題じゃない」と頭では分かっているのです。どうしてもHSPは感情を切り離すことができないのです。

こういった出来事の後は、体と心が追いつかず、しばらく引きずるのはHSPのよくあるパターンでしょう。

海外の職場でも、HSPはHSPだった

海外に来てから、文化の違いを感じる経験は多々ありました。一方で、自分のHSPの感覚はやっぱり変わらないのだと実感しました。

海外に来たら何か変わるかもしれない。あまり期待はしていませんでしたが、かすかな希望は持っていました。でもやっぱり私はHSPだったのです。鈍感にはなれないですね。

そんな自分はダメだと責めるのではなく、やはりこれは自分の特性なのだと知れたのは大きな収穫です。

自分のことをもっと知っていき、HSPの特性は活かしながら、適切なセルフケアを行えるように日々探求していきたいと思います。

👉  「関連記事:疲れやすい人が、自分を守るためのセルフケア」

あわせて読みたい
【HSP】疲れやすい人が、自分を守るためのセルフケア
【HSP】疲れやすい人が、自分を守るためのセルフケア

それでも、この仕事を続けられている理由

HSPの感覚は変わらないと実感しましたが、私はこの仕事を続けます。HSPにとってスピード感を求められることは苦痛ですが、それでもハウスキーピングの仕事はHSPにも続けやすいと感じます。

基本一人で黙々作業、役割が明確、お客様から感謝の言葉をもらえるなど、HSPにとって嬉しいポイントがたくさんあります。

特に一人で作業できることが嬉しいです。HSPは誰かと一緒に仕事をしたり、誰かに見られながら仕事をするのは苦手ですからね。その点は安心できると思いますよ。

今回の件のように、誰かが注意されてしまうというのは、どんな仕事でもあり得ることです。これは国も関係ありません。

HSPにとっては辛いですが、これは自分の特性だと受け止められるようになれば、少しはラクになるかもしれませんよ。

「しんどさがある=向いていない」ではないと、今は思えるようになりました。

まとめ

自分が怒られていないのに、
誰かが注意されているだけで胸が苦しくなる。

海外に来れば、
環境が変われば、
少しは鈍感になれると思っていました。

でも実際には、
私はどこにいてもHSPのままでした。

職場の空気を敏感に感じ取り、
誰かの感情を自分のことのように受け取ってしまう。
それは、簡単に消えるものではありません。

以前の私は、
「こんなことで消耗する自分はダメだ」と思っていました。
でも今は、
「これは自分の特性なんだ」と少しずつ受け止められるようになっています。

HSPだからこそ、
しんどくなる場面も多い。
でも同時に、
周囲をよく見て、空気を察し、丁寧に働いている自分もいます。

もし今、
職場で同じように苦しくなっている人がいたら、
それはあなたが弱いからではありません。

感じすぎてしまうだけ。
そしてそれは、あなたの大切な一部です。

海外にいても、
仕事をしていても、
HSPはHSPのまま。

だからこそ、
無理に変わろうとせず、
自分を守りながら働いていけたらいい。

私はそう思っています。

🌱 繊細さを抱えるあなたへ
少しでも「ラクになれた」と感じてもらえたら嬉しいです。

👉  「関連記事:ホテル住み込みワーホリ生活のリアルと正直な感想」

あわせて読みたい
【HSP×海外】ホテル住み込みワーホリ生活のリアルと正直な感想
【HSP×海外】ホテル住み込みワーホリ生活のリアルと正直な感想
ABOUT ME
たくや
たくや
HSP社会福祉士
HSS型HSPの社会福祉士・たくやです。 福祉職を経て、現在海外へ挑戦中。日本語教師に向けた勉強も開始。日々の気づきや学びをHSPの視点から綴っています。
記事URLをコピーしました