【HSP×海外】シェアハウス・寮で気を遣いすぎて疲れた話|ワーホリ生活で学んだ“ちょうどいい距離感”
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
日本で福祉職を経験したのちフィリピンへ留学し、現在はオーストラリアでワーホリに挑戦しています。
シェアハウスや寮生活って、一見すると楽しそうですよね。
でも、HSP気質を持つ人にとっては、毎日の小さな気遣いが大きなストレスになることがあります。
私自身、オーストラリアの職場の寮や過去に住んでいたシェアハウスで、
シャワーやトイレのタイミングを気にしたり、
共有スペースの掃除のタイミングに悩んだり、
仕事のシフトの組み合わせによって気疲れしてしまうことがありました。
この記事では、そんなHSPがシェアハウスや寮で感じるリアルな悩みを、
私の経験も交えながらまとめていきます。
「気を遣いすぎて疲れてしまう」
「自分だけこんなに気にしてるのかも……」
そんなあなたに、少しでも安心材料になれば嬉しいです。
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シェアハウスや寮がHSPにとって負担になりやすい理由
HSPは周りの音や光、気配に敏感です。雰囲気の変化や小さな違いにもよく気づき、異常に周りに気を遣います。こうした特性を持つHSPにとって、他人と共同生活を送るシェアハウスや寮は負担が大きい環境です。
他人の生活音、ルームメイトへの気遣い、共用部を使用する順番問題など、HSPの負担になりやすい要素が溢れています。周りの行動や音、気配に敏感で、なかなか落ち着かないです。自分の行動が相手に迷惑かけていないか常に気になってしまいます。
現在私は職場の寮で生活しています。私の部屋のすぐ目の前は休憩スペースとなっており、夜は毎日のように人が集まります。
音にはもちろん悩まされますが、私が一番嫌なのは部屋の窓を閉めることです。基本的に暑いので窓を開けているのですが、みんなの話し声が大きくなってくると流石に窓を閉めたくなります。
ただ窓を閉めるだけなんです。ですが、みんなからはよく見える場所に位置しているため、感じ悪く思われるのではないかと心配になってしまうのです。
もちろん共同生活ならではの楽しさもたくさんありますよ。ですが、HSPにとっては疲れやすい環境ということは間違いないでしょう。
シャワー・トイレ・キッチンの“順番問題”
シャワー・トイレ・キッチンなどの共用部は、使用するタイミングが難しいです。シェアハウスや寮には何人も人が一緒に住んでいるので、タイミングが重なることはよくあります。専用のバスルームが付いている場合などもありますが、私の場合はそうではありません。
私の職場の寮は9人で一緒に住んでいます。誰かが順番を待っているかもと思うとのんびりもできません。トイレ・シャワーはユニットバスが2つあるだけなので、長時間の使用は迷惑をかける可能性もあります。
私の部屋は他の部屋のシャワーや水道の使用音が聞こえるので、私は誰も使っていなさそうなタイミングを狙っています。それでも私と誰かもう一人がシャワーを使用している最中、さらに人が来てしまったことがありました。
「Fuck!」と大声で叫んでいたので、めちゃくちゃ焦りましたね。その人がどんな人なのかはよく知っているので、悪気は全く無いことは分かります。それでもしばらく引きずりましたね。
今ではこういったことはあまり起きません。ずっと一緒に住んでいれば、大体みんなの生活習慣も分かってくるからです。空いてそうな時間帯を狙うようにしています。
“価値観の違い”による問題
これは以前生活していたシェアハウスのお話です。基本的に掃除は住んでいる人がみんなで行うことになっています。この時私は同世代の日本人と同部屋で、仲良く楽しく過ごしていました。
掃除についてお互いの価値観が似ており、不快に感じてきたら適宜行うという感じでしたね。他の部屋の人たちもそんな感じだったと思います。
ある日、ポーランド人の方がシェアハウスにやってきてから状況が変わったのです。綺麗好きなのか、入居したその日に共用部を掃除していました。さらにはグループチャットで共用スペースが汚かった、みんなで順番に掃除していこうとメッセージが送られてきたのです。
私は面倒事は嫌なので、掃除くらいすればいいかと思っていました。ところがルームメイトはそうは思っておらず、頻繁に掃除することには納得していなかったのです。
HSPの私としては、揉め事を起こしたくありません。私はルームメイトには黙って、誰にも指摘されないくらい掃除を頻繁に行うようになりました。結果的にはトラブル等は起きなかったです。
私の負担が大きいとかそんなことはどうでもよかったですね。掃除をする頻度なども重要ではありません。HSPにとっては、誰かが揉めている様子を見ることが一番の負担だからです。
誰かが言い争っている姿を見るとひどく共感してしまい、まるで自分が言われているかのように感じてしまいます。これだけはとにかく避けたいのです。掃除の頻度を増やすだけでいいのなら、私は喜んで掃除をします。この程度のことは負担には感じません。
共同生活では、他の入居者の「価値観の違い」により問題が発生し、ストレスを感じてしまう可能性があると知っておいてください。
職場の寮で起きる“シフトの気遣い”
私は仕事のシフトを毎日しっかり確認します。誰と働くのか、苦手な人と一緒か、どんな内容の仕事かなど、HSPにとっては重要な情報で溢れているからです。
そしてシフトの情報は職場の寮でも活かされます。活かされるというか、私が勝手に気を遣ってしまっているだけなんですけどね。
シフトを確認することで、寮の住人のうち誰が休みで、誰がいつまで仕事なのか知ることができます。こういった情報とみんなの性格や生活習慣を照らし合わせることで、誰かと鉢合わせることを避ける動きができるようになるのです。
HSPには1人で過ごす時間が重要です。私の場合は週に1回は予定がない日、誰とも合わない日が欲しいですね。普段たくさんの刺激を受け、たくさんの情報を処理している自分の体を休める必要があるからです。
とはいえ、シフトを気にすること自体が疲れる要因にもなります。先の予定に苦手な人と一緒の仕事があったりするともう最悪ですね。こういったことはどうしようもないので、自分をケアする時間を確保することに専念します。
HSPがシェア生活で疲れないための工夫
これまでお話してきた通り、共同生活はHSPにとって疲れやすい環境です。一人の時間が必須なのは言うまでもありません。
それ以外にも、私にとって欠かせない、疲れないための工夫がいくつかあるので紹介します。参考になれば嬉しいです。
ノイズキャンセリングイヤホンを使用する
これは私にとってもう欠かせないアイテムです。どこにいても、周りがうるさくても、いつでも自分だけの時間に浸ることができます。
自分の好きな音楽を聞く、動画を視聴する、単純に耳栓のような役割で使用する。一人の時間を充実させるにはもうノイズキャンセリングイヤホンが欠かせません。私はイヤホンを使っていますが、別にヘッドホンでも全く問題ないと思います。
共同生活をするしないに限らず、まだ使ったことのないHSPの方には是非取り入れてほしいアイテムです。
生活時間をずらして自分のスペースを確保
しばらく生活していると、他の住人の生活習慣がだんだん分かってきます。先程も少しお話しましたが、誰かと鉢合わせることを避けられるようになってくるのです。
みんなとは少し生活時間をずらすことで、自分だけの時間が確保できます。実際私は朝早起きをしているので、食堂で1人の朝ごはんを満喫しています。
自分の苦にならない範囲で、生活時間をずらしてみてください。想像以上に良い時間が過ごせますよ。
最終手段の「引っ越し」や「環境変更」を考えておく
どうしても今の環境に耐えられなくなったときの為に、あらかじめ引っ越しや環境を変えるプランを考えておきましょう。最悪の場合は住む場所を変える、職場を変えるくらいの気持ちが大事です。
ある程度住む場所の目星をつけておくだけで、安心感が生まれます。最悪の場合の引っ越し先候補があるだけで、かなり心が軽くなると思いますよ。
お金は今よりかかるのですが、私の場合は職場の寮をアップグレードすることができます。最悪そっちに移れば良いのです。最後の手段が残っているだけで安心できますし、心に余裕が生まれました。
結局引っ越しはせず、今のままで普通に過ごせています。
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まとめ
シェアハウスや職場の寮は、
生活リズムも価値観も違う人が集まるため、HSPにとっては負担が大きくなりがちです。
シャワーやトイレの順番、共有スペースの使い方、
職場の人との関わりなど、小さな出来事でも気を張り続けてしまいますよね。
ただ、HSPだからこそ気づける優しさや、
周囲を大切にしようとする視点は、誰もが持てるものではありません。
気遣いすぎて疲れたときは、自分を責めるのではなく、
「環境を調整する」「距離をとる」といった選択肢を持つことも大切です。
自分を最優先することを忘れないでください。
🌱 繊細さを抱えるあなたへ
少しでも「ラクになれた」と感じてもらえたら嬉しいです。
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