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【HSP社会福祉士】新人時代にしんどかったこと|福祉職のリアル

【HSP×福祉職】新人時代、正直しんどかった
takusan1216

こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。

社会人として働き始めたばかりの頃、
「しんどい」と感じることが多かった方も多いのではないでしょうか。

特に福祉の仕事は、人と深く関わる分、
精神的な負担も大きくなりやすい仕事です。

私自身、大学卒業後に児童自立支援施設で働き始めたのですが、
人間関係、業務内容、夜勤など、すべてが初めてで、想像以上に大変でした。

HSPの特性もあり、周囲の空気や感情に敏感に反応してしまい、気づかないうちに強く消耗していたのを覚えています。

この記事では、
新人時代に感じていた「しんどさ」について、
実体験をもとにリアルに振り返っていきます。

同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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新人福祉職員として働き始めた頃の話

公務員試験に合格した私は、大学卒業後に児童自立支援施設へ配属されました。

配属は勤務初日に知らされることになっており、それまでどこで働くことになるのか知らなかったです。

スーツを着て役所で働くイメージをしていた私にとって、施設への配属は衝撃的でした。

初日にオリエンテーションを受け、
次の日からジャージを着用し、
さっそく児童対応が始まります。

大学で福祉の勉強をしてきたものの、児童分野についてはあまり知識がありませんでした。

児童自立支援施設が何なのかすら曖昧で、
仕事をやっていける気がしなかったです。

社会人なりたて、
想定外の職場、
初めての人間関係など、
とにかく不安で仕方ありませんでした。

新人時代にしんどかったこと

人間関係に気を遣いすぎて疲れる

HSPは人間関係に人一倍気を遣いやすい傾向があります。

HSPは相手の微細な情報を察知するうえに、
共感力が非常に高いです。

相手の感情を察し、
自分ごとのように感じてしまいます。

また、ピリついた空気や対立が苦手です。

私が新人時代の頃は、
児童や職員にかなり気を遣っていました。

特に嫌だったのは、
癖のある先輩職員との関わりです。

その先輩職員の仕事ぶりは元々問題視されていたようで、よく同僚や他の先輩職員、他機関から不満が出ていました。

私はHSPの特性もあってか、初対面ですぐにその先輩職員が気難しい方だと察知できたのです。

何よりも揉め事を避けたいので、
当たり障りなく接して、
適度な距離感で関係を保っていました。

そういった対応は得意なのですが、
気を遣いすぎて疲れてしまいます。

仕事の正解が分からない不安

初めての児童自立支援施設での仕事は、分からないことだらけでとにかく不安でした。

様々な事情を抱える子どもたちに対し、
直接関わっていくことが私の仕事です。

全く同じケースなど存在しませんし、
子どもによってニーズは違います。

児童対応に正解はありません。

「これでいいのか」が常に私の中にある状態でした。

職員の不安というものは、
子どもも敏感に感じ取ります。

新人職員に対し、いじわるな行動をする子どもも一定数いるので、そういったこともストレスになっていました。

初めての夜勤の負担

施設での勤務なので、
夜勤もすることになります。

夜間の子どもの対応なども不安ですが、
やはり生活リズムの乱れが一番しんどいです。

生活リズムについては、この職場で働く限りずっと苦しむことになります。

私の場合は三年間勤務し、その間は生活リズムが乱れっぱなしだったと思います。

ストレスからか、あまりよく眠れなくなり、
食欲が異常に湧くようになりました。

こんなにも自分は暴飲暴食ができたのかと驚くほどで、体重もかなり増えましたね。

施設で働いた後は児童相談所に異動が決まり、
無事に夜勤は終わりました。

規則正しい生活リズムに戻ってから、初めて自分の生活リズムが乱れていたことに気がつきます。

決まった時間に寝て起きる。

それだけで体調がかなり良くなったように感じたのです。

体重も大学生の頃くらいに戻りました。

夜勤・生活リズムの乱れが与える影響の大きさを、身をもって実感しましたね。

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感情的な場面に巻き込まれる

施設で働いていると、
子どもの問題行動や保護者対応など、
感情的になる場面に巻き込まれます。

先述の通り、HSPは高い共感力や察知能力を兼ね備えているため、そういった場面の対応に長けていることも多いです。

複雑な背景を持つ子どもやその保護者と関わっていると、HSPの思考はどんどんと深くなっていきます。

これはHSPの脳が情報を人一倍深く、複雑に処理しようとする仕組みを持っているからです。

子どもや保護者対応が得意な反面、
精神的な疲労もかなり大きいです。

経験を積むことで対応はより上手くなり、適度にセルフケアもできるようになりましたが、最初の頃は本当に大変でしたね。

私の場合は、新人時代にいきなり胸ぐらを掴まれる経験をしたことがあります。

これについては別の記事でもお話しているので、よかったら覗いてみてください。

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常に気が抜けない状態

施設での仕事内容は、
子どもと一緒に生活し、
見守りをすることがほとんどです。

子ども一人ひとりの特性が強いので、
常に気が抜けません。

加えてHSPの特性もあり、
常に頭の中で何かを考え続けてしまいます。

子どもや保護者対応の難しさ、
知識や経験不足からくる不安、
人間関係の悩み、
仕事が続けられるのかという恐怖など、
新人時代はそんなことばかり考えていました。

答えが出るわけでもなく、
ただひたすら考え、
疲労がどんどん溜まり、
そんな自分に落ち込む。

帰宅して一人になるとどっと疲れてしまい、
プライベートもあまり楽しめていませんでした。

この状態が続くと、「なんとなくしんどい」が当たり前になってしまいます。

だからこそ、意識的に回復の時間を作ることが本当に重要です。

仕事については最初が大変なのは仕方ありません。

なので、自分を回復させる方法を実践し、
せめて体調だけでも整えるべきなのです。

正直、新人時代の私は「回復のやり方」を知らなかったことで、かなり無駄に消耗していました。

同じようにしんどさを感じている方は、
こちらで紹介している方法だけでも取り入れてみてください。

少し整えるだけで、
翌日の楽さが大きく変わります。

👉「関連記事:人と会った後の回復ルーティン|疲れを引きずらない過ごし方」

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HSPだからこそ感じやすかったこと

HSPだからこそ、子どもや保護者と信頼関係が築きやすかったと感じました。

繰り返しになりますが、
HSPは共感力・察知能力が高いです。

これは福祉に限らず、人と関わる仕事をするうえで大きな強みとなります。

たとえ新人であっても、それは変わりません。

知識不足などはありますが、
人との関わりという点においては、
最初からあまり苦労していません。

HSPの特性があるからこそ、相手の感情を読み取り、必要な言葉を投げかけることができたのだと思います。

職員同士の人間関係についても同様です。

ストレスが溜まる場面はあったものの、トラブルに巻き込まれるようなことは少なかったです。

我ながら、上手に立ち回っていたと思います。

こうした長所がある一方で、
疲れやすいのもHSPの特徴です。

施設で働いていると、身体的・精神的な疲労が同時に溜まっていきます。

HSPの特性により、大学時代にも精神的に疲れることは多かったのです。

ですが、がっつり体を動かして働くというのは私にとって久しぶりの経験でした。

これが想像以上にきつく、
新人時代はしんどかったですね。

新人時代を乗り越えるために大切なこと

新人時代はとにかく大変なことが多いです。

仕事が福祉の人や、
HSPの特性を持っている人であれば、
尚更しんどいと思います。

個人的に大切だと思うのは、
完璧を求めないことです。

新人なので、できなくて当たり前です。

完璧にやらなければいけない、ミスはできないと思いこんでしまうかもしれませんが、それは不可能に近いです。

新人だからこそ、周りを頼って、
どんどん吸収していけばいいのです。

一人で抱え込むことだけは避けなければなりません。

自分だけで解決できないことは必ず出てきますし、一人で悩むことは精神的によくありません。

周りを頼ることは必要なので、
苦手でも頼る練習をするべきです。

新人を全く助けないような職場はほとんどないと思いますし、もしそのようなことがあった場合は転職等も視野に入ってきますよね。

いずれにせよ、新人のうちは知らないことばかりなので、とにかく学ぶことに注力すべきだと思います。

初めはしんどいですが、
少しずつ慣れていくはずですよ。

どんな仕事も、
体が限界を迎えてしまっては続けられません。

福祉職やHSPの人は特にですが、自分なりの回復ルーティンを確立しておきましょう。

疲れを上手く解消しないと、
いずれ限界がきてしまいます。

実際、私は児童相談所で働いている時に、
療養休暇を取得したことがあります。

そのようなことになる前に、自分を回復させて上げる習慣を取り入れましょう。

当時の自分に一番伝えたいのは、
ちゃんと回復しろ」ということです。

具体的な方法は別の記事でまとめているので、
しんどい方は一度チェックしてみてください。

👉「関連記事:人と会った後の回復ルーティン|疲れを引きずらない過ごし方」

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まとめ

新人として働き始めた頃は、
誰にとっても大変な時期です。

特に福祉の仕事は、人と深く関わる分、精神的な負担も大きくなりやすい環境だと思います。

HSPの特性を持つ方であれば、周囲の空気や感情に敏感に反応してしまい、より強く消耗してしまうことも少なくありません。

ですが、それは決して「向いていない」ということではなく、特性ゆえに負担が大きくなりやすいだけです。

大切なのは、自分の状態に気づき、
無理を続けすぎないことです。

回復する時間や環境を意識的に整えていくことで、負担は大きく変わります。

私自身が実践している回復方法については、
別の記事でまとめています。

最近しんどいな」と感じている方は、
無理をする前に一度見直してみてください。

👉「関連記事:人と会った後の回復ルーティン|疲れを引きずらない過ごし方」

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HSP社会福祉士
HSS型HSPの社会福祉士・たくやです。 福祉職を経て、現在海外へ挑戦中。日本語教師に向けた勉強も開始。日々の気づきや学びをHSPの視点から綴っています。
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