【HSP】断れなかった予定変更と、あとから来るモヤモヤ
こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。
現在、ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在し、ホテルで働いています。
今の職場では、シフトが毎週出ます。
先日、そのシフトについて同僚から
「この日、シフトを変わってほしい」
と頼まれました。
その場で返事を求められ、
特に断る理由も思い浮かばなかった私は、
とっさに「大丈夫です」と答えました。
実際、困ることはありません。
スケジュール的にも問題はないし、
大きな不都合があるわけでもありません。
それなのに、
なぜか心の中に、
小さなモヤモヤが残りました。
もう決まったことなのに、
考えなくていいはずなのに、
頭の中では
「誰と一緒になるんだろう」
「休みの過ごし方、変わるな」
そんな思考がぐるぐると回り続けます。
日本にいた頃も、同じでした。
仕事でも、プライベートでも、
急な予定変更は、どこか苦手です。
今回は、
断れなかった予定変更と、あとから来るモヤモヤについて、
HSPの視点から正直に書いてみようと思います。
👉「関連記事:疲れやすい人が、自分を守るためのセルフケア」

急な予定変更が、こんなにも気になる理由
HSPは急な予定変更に弱いです。計画通りにいくことで安心感を得るため、予想外の出来事が起こると強いストレスや動揺を感じてしまいます。
急な変更に対し、頭の中で瞬時に新しい展開や対応を深く処理しようとするので、ひどく疲弊してしまうのです。イレギュラーな対応を求められると、頭の整理が追いつきません。
私の場合は、仕事のシフトを変わって欲しいと言われて、その場で返答しなければなりませんでした。返答は先延ばしできたかもしれませんが、予定変更の可能性が発生したことで、頭の中には思考が駆け巡りパニックになっていました。
変更は問題ないけどできればしたくない、でも断ったら悪く思われそう、相手が困っているなら助けるべきだなど、一気に色々考えましたね。
予定が変わること自体よりも、“心の準備をする時間が奪われる感覚”が、私にとっては一番しんどかったのだと思います。
結果的には変更を受け入れたのですが、どこかモヤモヤとした気持ちになりました。その日は予定変更のことが一日中気になっていましたね。
では断っていれば良かったかというと、どちらにせよモヤモヤしていたと思います。何も予定はないのに断ってしまった罪悪感、相手から悪く思われているのではないかという不安に襲われていたでしょう。
HSPにとって急な予定変更は、そのお願いをされた時点で負担になってしまうのです。
断れなかった自分を、どこかで責めてしまう
シフトの変更を受け入れた後は、なぜ断らなかったのだろうという気持ちでモヤモヤしました。
色々なことを瞬時に考え、周りに配慮して変更を受け入れたものの、なぜ予定変更が嫌いだという自分の素直な気持ちに従わなかったのかと考え込んでしまいました。
HSPの私は、今回の件に限らず周りに気を遣いすぎて自分を後回しにすることが多いです。自分の気持ちを最優先にできない自分が嫌になることもありますね。
今振り返ると、断れなかった自分は弱かったのではなく、
その場で相手の立場や状況を一生懸命考えていたのだと思います。
実害はないのに、心だけが疲れている
シフト変更の一連のやり取りを終えた後は、すっかり心が疲れていました。そんな中、やり取りの中では考えることができなかったことについて、また深く考え込むことになります。
シフトを変更により誰と働くことになったのか、休日が変わったので過ごし方を考え直さなければいけないか、仕事の内容は変わらないかなど、色々考えました。
もう全て決まったこと、シフトを変更したことで問題が起こるわけでもない。それなのに、モヤモヤした気持ちは消えませんでした。
日本でも海外でも、これは同じだった
日本にいた頃も、予定変更がとても嫌でした。仕事だけでなく、プライベートの遊びの予定が急に入ることすら苦手です。
海外での経験を経て、これはHSPの自分の特性なんだと理解することができました。環境が変わっても特性は変わらない、日本でも海外でも関係がなかったのです。
仕事などの予定はもちろん、たとえそれが楽しいことであっても、HSPにとって急な予定変更は負担になってしまいます。
今の自分なりの、モヤモヤとの付き合い方
どうしても予定変更が避けられず、モヤモヤしてしまうことはこれからもたくさんあるでしょう。私と同じような思いをしている方もきっといるはずです。
私は最近、
- モヤモヤすることは当たり前なのでOK
- モヤモヤに慣れる必要もない
- 誠実に返答することが大切、答えをすぐに出す必要はない
こういった考え方をするようになりました。モヤモヤは避けられないですが、以前よりも心が軽くなったように感じます。
モヤモヤしてしまう自分を責めるのではなく、これは特性であり当たり前のことだと考えられるようになったおかげです。
私と同じように苦しんでいる方には、是非こういった考え方を取り入れてみて欲しいです。
モヤモヤによるストレスを減らす工夫と対策
あらかじめ負担を軽減できるように対策しておくことも有効ですね。
予定を詰め込まない
「あえて予定を入れない日」や余白(空き時間)を2割程度作りましょう。心に余裕ができますし、急な予定変更が発生した際の負担を減らすことができますよ。
「変更ありき」で考える
予定は「変わるかもしれない」と最初から想定しておくことで、いざという時のショックを和らげることができます。
予定変更に強くなろうと無理をするのではなく、あらかじめ余裕を持った計画を立てて、心と時間にゆとりを持つことが、HSPの生活を穏やかにするコツです。
👉「関連記事:繊細さんにおすすめの本3選」

まとめ
急な予定変更を頼まれて、
断れずに引き受けてしまったあと、
理由のはっきりしないモヤモヤが残る。
それは、
わがままでも、心が狭いわけでもなく、
HSPの特性として、とても自然な反応なのだと思います。
HSPにとってつらいのは、
予定が変わることそのものよりも、
心の準備をする時間が奪われることなのかもしれません。
その場で判断を求められ、
頭の中で一気に考えが走り、
気づいたら「大丈夫です」と答えている。
そして、あとから疲れてしまう。
日本でも海外でも、
この感覚は変わりませんでした。
環境ではなく、私自身の特性だったのだと思います。
無理に慣れようとしなくてもいい。
すぐに答えられなくてもいい。
モヤモヤしてしまう自分を、
責めなくてもいい。
もしあなたも、
予定変更のあとに心がざわつくタイプなら、
それは弱さではありません。
心の準備を大切にする、あなたらしさです。
🌱 繊細さを抱えるあなたへ
少しでも参考になったと感じてもらえたら嬉しいです。
👉「関連記事:海外に来ても「生きづらさ」は消えなかった話」

