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【HSP】人と会った後にどっと疲れる理由

【HSP】楽しかったのに、なんでこんなに疲れてるの?
takusan1216

人と会ったあと、どっと疲れる。
「楽しかったのに、なんでこんなに疲れてるんだろう」

楽しかったはずなのに、
帰り道や家に着いた瞬間に、
一気に力が抜ける。

そんな経験はありませんか。

こんにちは、HSP社会福祉士のたくやです。

会っている間は普通に過ごせていたのに、
一人になると、急にぐったりする。

「なんでこんなに疲れてるんだろう」
「自分っておかしいのかな」
不安になることもありました。

でもこれは、HSPの人にとって
とても自然な反応です。

むしろ、ちゃんと人と向き合っているからこそ、
疲れてしまうとも言えます。

この記事では、
人と会ったあとにどっと疲れてしまう理由と、
少し楽になる考え方についてお伝えします。

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人と会った後に疲れるのはなぜか

気を遣いすぎている

HSPはついつい気を遣いすぎてしまいます。

相手を不快にさせていないか、
私の発言はどう思われているか、
常に相手の反応を気にするのです。

その繊細な特性により、
相手の反応を先読みすることには長けています。

その結果、
相手に合わせた言動が多くなるのです。

また、相手の言葉や感情を深く理解しようとする姿勢そのものにも、HSPは多くのエネルギーを消費しています。

一人で過ごす時間にはない刺激が、人と会うことで大量に流れ込んできてしまうのです。

感情を受け取りすぎている

共感力の高いHSPは、相手の感情を自分のことのように受け取ってしまいます。

相手がイライラしていたり落ち込んでいたりすると、その感情をそのまま受け取り、強く共感するのです。

自分のことではないのに、本人以上にイライラしたり落ち込んだりすることもあります。

人と会うことで様々な感情に振り回されるので、家に帰る頃には疲れ果ててしまいます。

無意識に「空気」を読み続けている

HSPは無意識のうちに空気を読み続けています。

努力してやっているというよりも、勝手に発動してしまうセンサーのようなイメージです。

脳の扁桃体(不安や恐怖を司る部位)が活発に働くため、常に神経が張り詰めた状態になり、エネルギーを激しく消耗してしまうようです。

空気を読み、気を遣い、周囲を不快にさせないことで、自分の安全を確保します。

防衛本能のようなものですね。

例えば相手が時計を見たとしましょう。

それだけでもHSPの脳内では、

自分の話がつまらないのか、
次の予定があるのか、
急いだ方がいいのか、

一瞬で思考が連鎖していきます。

こういったことが無意識のうちに続けられていれば、疲れてしまうのは当然ですよね。

脳が情報処理で疲れている

HSPはあらゆる刺激を受け取りますが、
その処理にも大きな負荷がかかります。

相手の表情や声のトーン、細かい動作、背後の雑音や光など、膨大な情報を無意識のうちにすべて拾い上げてしまいます。

人と会っている時はもちろん、一人になってからも、HSPの深い情報処理は止まりません。

一人反省会をしてしまう人も多いのではないでしょうか。

私もよく一人反省会をしてしまいます。

脳内でその日の会話を何度もリプレイし、
些細なミスを悔やんだり相手の真意を深読みしたりします。

膨大な情報の処理には時間がかかるので、
身体が休めていても、脳が休まらず、
疲労が蓄積してしまうのです。

その結果、「何もしていないのに疲れている状態」が起こります。

楽しかったのに疲れる理由

楽しい=疲れないではありません。

家族・友人・恋人など、気の許せる相手との楽しい時間だとしても、HSPは多くの刺激を受け取っています。

たとえポジティブな刺激であったとしても、
HSPはエネルギーを消費してしまうのです。

好きな相手との時間なのに、
疲れている自分は変なのかも。

申し訳なさを感じてしまうこともありますよね。

このように考え、不安になる必要はありません。

たとえ好きな人との時間であっても、
HSPにとって疲れることは普通です。

安心して大事な人との時間を過ごしてください。

一緒にいると疲れやすい人の特徴

すべての人に当てはまるわけではありませんが、
HSPが特に疲れやすい傾向のあるタイプがあります。

感情のアップダウンが激しい人

HSPは、相手の感情を自分ごとのように受け取ります。

感情のアップダウンが激しく、不機嫌や怒りを剥き出しにする人と一緒にいると、常に顔色を伺ってしまいます。

相手の感情に振り回されてしまうので、
神経が休まりません。

「自分の話」ばかりで聞き役に回れない人

一方的に話し続けたり、
話題をすべて自分にすり替える人との時間は、
HSPにとって情報過多の原因になります。

聞き上手なHSPは、
相手の膨大な言葉の裏にある意図まで汲み取ろうとするので、脳がパンクしてしまいます。

境界線が低く、プライベートに踏み込んでくる人

HSPは心理的な境界線がデリケートです。

初対面でプライベートなことを聞いたり、遠慮なくアドバイスしてくる人は、HSPの安全地帯を脅かす存在として大きなストレスになります。

否定的な発言や「ため息」が多い人

言葉にしなくても、「ため息」などの非言語的なサインにHSPは極めて敏感です。

「自分が何かしたかな?」

不安になり、このように深読みしてしまいます。

脳内反省会が止まりません。

声が大きすぎる・物理的な刺激が強い人

性格だけではなく、地声が極端に大きかったり、強い香水をつけていたりする人も、HSPにとってはストレスになりやすいです。

HSPの繊細な感覚を直撃するので、たとえ短時間であってもひどく疲弊してしまいます。

少し楽になる考え方

疲れるのはダメなことではない

疲れてしまうのは、
決してダメなことではありません。

むしろあなたの心がそれだけ敏感に、かつ誠実に相手や環境と向き合った証拠といえます。

疲れてしまうのはHSPの気質によるものなので、あなたが何か間違ったことをしたわけではないのです。

どっと疲れるほど相手を思いやれる力は、
HSPの長所です。

生きづらさではなく、
豊かな感性として捉えましょう。

また、HSPにとっての疲れは、
「心の充電」が必要なサインです。

素直にサインに従い、一人時間を過ごすなどしてしっかり休みましょう。

そうすることで、無理なくHSPの長所を活かして生活が続けられます。

距離感を取るのは優しさ

HSPは相手と距離を取る際に、
罪悪感を感じることがあります。

疲労が溜まったので一人時間を取りたい、
相手と一旦離れたいなど、距離を取りたくなる場面は多いと思います。

その際、相手に落胆されないか不安になったり、自分は協調性がないわがままな人間だと自己否定したりすることがあるのです。

そんな時は、考え方を変えてみてください。

距離を取ることは相手を拒絶することではなく、良好な関係を続けるためのメンテナンスだと考えるのです。

万全な状態で接することが、
相手への優しさでもあります。

自分が回復して、また交流したいと思えるようになってから接する方が、誠実ではないでしょうか。

このように考え方を変えるだけで、
心が軽くなる場合もありますよ。

私自身、よく相手と距離を取ります。

ですが今まで、距離を取ったことが原因で何か問題が起こったことはありません。

むしろ、本当は距離を取りたいのに無理をすることの方が、関係性を悪くしてしまうのではないかとすら思います。

距離を取りたいと感じた時は、
直感に従うことをおすすめします。

一人時間は必要な回復

HSPにとって、一人時間は必須です。

疲れやすいHSPにとって、
一人で休息する時間は欠かせないのです。

周りはみんなで楽しそうにしている、
自分は一人で休んでばかり、
何もしてない自分が嫌など、
自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。

でも、自分を責める必要はありません。

一人時間を過ごす、
特に何もせずボーッとする。

こういった時間が、
HSPにとっては重要なのです。

一人時間を過ごし、しっかりと休むことが、
HSPの仕事だと考えてください。

大げさに言っているわけではなく、そういった時間を確保しないと、HSPはどこかで限界が来てしまいますよ。

完璧を求める必要はないので、
安心して自分だけの時間を楽しみましょう。

気づいたこと

私は初対面の場で、この人は苦手だと直感で判断し、距離を取ることがよくあります。

最近気がついたのですが、それらの人はみんな、先述したような一緒にいると疲れやすい人の特徴を持っていたのです。

何となく感覚で相手の人となりを感じ取り、
無意識のうちに苦手な人を避けてきたことに気がついたのです。

HSPの方はみんなそんな感じなんですかね。

それから私は、自分の感覚には素直に従うべきだと思うようになりました。

この人と仲良くなりたい、
疲れたから一人で休みたい、
この空気は苦手だから離れたいなどの、
自分の感覚を信じてあげるのです。

すると不思議と、
無理なく過ごせるようになりました。

言語化が難しいのですが、何となく生活が上手くいってるような感覚です。

HSPが疲れやすいことに変わりはないのですが、無理して体調を崩すようなことはなくなりました。

過去には仕事で無理をして、体調を崩したこともあったので、自分の感覚に従うことの大切さを実感しています。

もし疲れたと感じたら、
体が休息を求めているサインです。

素直にサインに従い、
ゆっくり休んでくださいね。

あなたのその感覚も、
きっと間違っていません。

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まとめ

人と会ったあとに疲れるのは、
弱いからではありません。

気を遣って、
空気を読んで、
相手の気持ちを感じ取っている。

それだけ、
ちゃんと人と向き合っている証拠です。

だからこそ、
疲れてしまうのは当たり前のこと。

楽しかったとしても、
疲れることはあります。

好きな人と会っても、
エネルギーは使っています。

大切なのは、
その疲れを否定しないことです。

そして、
しっかり回復する時間を取ること。

一人で過ごす時間は、
わがままでも逃げでもありません。

これからも人と関わっていくために、
必要な時間です。

無理に強くならなくていい。

ちゃんと疲れて、
ちゃんと休めばいい。

それだけでも、
人との関係はずっと楽になります。

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HSP社会福祉士
HSS型HSPの社会福祉士・たくやです。 福祉職を経て、現在海外へ挑戦中。日本語教師に向けた勉強も開始。日々の気づきや学びをHSPの視点から綴っています。
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